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【レポート】23年7月度「”ホッ”とサロン」は…どんな感じだった?

更新日:4月19日



毎月行われるホッとサロンには、さまざまなひとり親さんとお子さんが参加されていますが、今回は、ボランティアさんに注目したいと思います。

夏休みも近い7月は、学生ボランティアも多く見られました。今回参加されたボランティアの方は下記の通りです。


大学生(男女各1名)

専門学生(男女各1名)

高校生(女性1名)

成人(男性1名) ※救急救命士

成人(女性4名) ※主婦やひとり親

運営:4名(男1名、女3名)※代表、副代表、世話人、ライター

計14名 


ボランティアさんに注目!学生さんの思いと将来の夢について聞いてみた!

今回ボランティアに参加した学生さんに、ボランティアに参加したきっかけやボランティアに参加してみてどのような気持ちが芽生えたのかを聞いてみました。




将来はお母さんが抱える悩みを理解し笑顔に導く保健師になりたい!

就職活動がひと段落したことで、久々にボランティアに参加したという学生さん。彼女は、学校で現在の子どもがどのような状況下に置かれているのかを授業を受けました。


授業では、家族に囲まれ穏やかに何不自由なく生活できる子どもさんがいる一方、ひとり親で我慢が当たり前になっている子どもさんがいることを知ったといいます。


今の自分ができる方法で、役立てられることがないか?彼女は思い考え、生涯センターでボランティアについて相談します。


生涯センターで紹介されたのが、ひとり親Cheersのボランティアでした。

何度かボランティアに参加し、子どもたちと触れ合う中で「子どもたちの笑顔も大切だけど、この笑顔を守るためにはお母さんたちも笑顔にしなくてはならない」と思いを新たにしたそうです。


母子のために役立つ仕事がしたい!そう思った彼女が目指すのは、保健師。


保健師は、地域に住む方の保健指導をはじめ、乳幼児検診などをおこなうのが主な仕事です。ボランティアを通じ、子育てするひとり親の困りごとを知ったことで今後、保健師になったときに言葉にできない悩みや困りごともキャッチできるようになれればと彼女の思いは強くなったといいます。



子どもが大好き!医療関係の仕事に就けるように頑張ってます!

元気いっぱいの男の子と児童館で遊びながら、息を切らしてそう教えてくれたのは、専門学生の男性です。


見た目は物静かな面持ちですが、小さなお子さんの目線に合わせて話を聞いたり、力加減をしながらキャッチボールをしたり…「おんぶして!!」と彼に近寄ってきた小さな女の子に「いいよ」と小さくしゃがんで対応する姿は、やさしさがあふれる彼。


彼は、将来医療関係の仕事に就くことが夢です。


「子どもは大好きです。本当に可愛い。この子たちが笑顔になれる瞬間に自分が居られてそれだけでこちらも嬉しいです。」と話してくれました。ボランティアのきっかけは、先にホッとサロンに参加していた他の学生ボランティアから誘われたことだったそうです。


「自分に何ができる?」と思いながらも勇気をもって参加してみると、お子さんたちが喜んで自分と遊んでくれてこちらまで嬉しくなったといいます。


学生でボランティアに興味を持ちながら、なかなか参加できない方もいるでしょう。「自分では何の役にも立たないかもしれない」そう思っているかもしれませんね。


ボランティアは…何かのスキルがなければできない?




大丈夫。ボランティアさんの「一緒に何かしたい」その気持ちだけで十分です。

お子さんが保育園や学校に通っている時間は、親は仕事をしています。自宅に帰っても自分の時間が持てないというひとり親の方も少なくありません。


ホッとサロンでは、親は親同士で話す時間を、お子さんはお子さん同士で思いっきり遊ぶ時間を提供しています。


ボランティアの活動内容は、サロン終了後にお渡しする食材の仕分けやお子さんと遊ぶことです。ボランティア同士が「こうしたらいいんじゃない?」と話し合いながら、作業を進めていきますし、分からないことはベテランのボランティアさんが教えてくれます。


もし、少しでも「ボランティア」に興味があれば、ぜひ参加してみてください。きっとあなたの力が、誰かの役に立つことを知るきっかけになるでしょう。


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