【レポート】23年5月度「”ホッ”とサロン」はこんな感じでした♪
- singlegifu
- 2023年6月19日
- 読了時間: 5分
更新日:2024年4月19日

5/21㈰にホッとサロンを開催しました。参加者はなんと総勢33人!
内訳は、シンママ10人&お子さん10人、お子さんの遊び相手ボランティアさん7人とレポーターボランティアさん1名、見学にいらした大学の先生と市議会議員さん、運営シンママ&シンパパ3人でした。 お子さんたちはサロンが始まる前にボランティアさんと隣にある児童館へ…。
残った大人たちは各自好きな飲み物とお菓子を持って好きな席に着き、まずはいつものように「安心・安全のルール」をみんなで確認し合ってから、全員で自己紹介をしました。
その後、「子どもの発達障害」と「離婚後の生計の立て方」という2つのテーマに分かれておしゃべりしました。
ちなみに、この2つのテーマは、サロンのお申し込みフォームの質問項目「サロンで取り上げてほしい話題や、他の参加者に聞いてみたいことなどがあれば教えてください」に寄せられた自由記述から取り上げました。
以下、ボランティアスタッフ渡邉さんからのレポートです♪
「”ホッ”とサロン」とはひとり親同士が集まるコミュニティー
周りに自分と同じような環境下で生活している人は少なく、シングルというだけで周りから理解されないことや、子育ての悩みを気軽に相談できない方も多くいると思います。
「”ホッ”とサロン」は、ひとり親とそのお子さんが集まって他愛のない話ができる場です。
ここなら、ひとり親同士だから、分かり合える話題や悩みがあります。
安心して悩みを話すことができる空間
知らないコミュニティーに参加しようか迷う時、「誰かに知られる?」「自分が話したことを他の参加者に否定されないか?」という不安がある方も少なくないかと思います。
「”ホッ”とサロン」では、「他人の意見を否定しないこと」「ここでの話は他言無用!もちろんSNSでの発信も参加者の会話の内容についてSNSで投稿するのはNG」等という約束事(「安心・安全のルール」)を参加者全員で共有し、安心して気持ちを話せる環境づくりをしています。
今回の話題は2つありましたが、どの話題についても参加者のみなさんは真剣に耳を傾け、先輩ママが自身の体験を話すなど暖かい雰囲気でした。
子どもと離れ、大人だけで話す時間
仕事の時間以外、ずっと子どもと一緒…そんな期間が長い方の中には、「最近、大人と話していない」というケースも多いでしょう。
しかも、自身の悩みや愚痴などを話す機会すらなかったことに気づいていない…そんな方もいるかもしれません。
「”ホッ”とサロン」では、参加者のお子さんは別室でボランティアが預かり、大人だけの時間をつくります。※お子さんが嫌がる場合は、親さんと一緒にサロンに参加したり、まずは親さんと一緒に遊び場に行き、お子さんがその場に慣れてから親さんだけサロンに参加するなど臨機応変に対応してくれます。
親は大人同士でゆったり話す時間を楽しみ、子どもたちは思いっきり自身がしたい遊びで時間を過ごすことができるため、親子それぞれがリフレッシュできます。
サロンでどんなことを話してるの?
参加を考えている方の中には、「自分の話はここでしていい話なの?」と思っている方がいるかもしれません。
「”ホッ”とサロン」では、政治や宗教・ネットワークビジネスの勧誘等にこの場を利用しない限り、基本どんな話をしてもいい…ということになっています。今回、どのような話題が出たのかを少しだけ紹介します。
話題その1「発達障害のある子どもの将来が…」
発達障がいのあるお子さんを育てているシンママさんが、「高校を卒業してから、家に引きこもってしまって…。バイトをしてもすぐにやめてしまうし、無断欠勤して自分のスマホに連絡があって…。そんなこともあって、兄弟間の仲もあまり良くなくて…。」と打ち明けていらっしゃいました。
わが子の将来を心配するのは、親であれば多かれ少なかれあります。特に自分が元気なうちなら守ってあげられても、いつまでもそんなことはできないですよね…。
同様に発達障がいのあるお子さんを育てているシンママさんが、ご自身のお子さんが少しずつ社会との関わりを持てるようになった経験談をその方にしてくれました。
経験者からの話は、その方に希望を与えたかと思います。
話題その2「離婚して間もないです。生計、どうたてたらいい?」
ひとり親になるきっかけは、人それぞれです。
お子さんが小さい時期ににひとり親になった方の多くは、離婚前まで家庭に入っていたため自分は働いていなかったというケースも少なくありません。
離婚したばかりで、まだ仕事も決まっていない状況のなかサロンに初めて参加し、不安な胸の内を涙ぐみながら話してくれた未就学児を育てる20代の方がいました。
ここでは、複数人の方が自身の節約術や経験談を話し、その方の将来をみんなで一緒に考える時間が生まれました。スマホの節約術や実家を上手く利用する方法など…どの方法も節約につながることばかりでした。
離婚したばかりの時の不安な気持ちに先輩ママたちが『わたしもそうだったなぁ…』とそっと寄り添い、みんなで包み込むその空気にに、胸が熱くなりました。
最後に…ライターとして感じたこと
私自身も高校生の娘と暮らすシングルマザーです。
今回”ホッ”とサロンの参加者の話を聞く中で、これまでに経験した嫌なことや嬉しかったことを思い出し、『あの頃にこのようなサロンに参加できていたら…』と思いました。
~ひとりじゃない~そう思えるだけで、少しだけ不安も和らぎ、次へ進もうという気力につながる気がします。
『仕事と子育て、家事で毎日毎日忙しい…サロンに足を向ける時間も気力もない…』そんな方は少なくないかもしれません。
でももし、ほんの少しだけサロンが気になっているのであれば、ぜひ参加してみてください!時間や労力以上の「ひとりじゃない」という勇気を、持って帰ることができるはずです。
ライター 渡邉久美子(撮影・文)
「”ホッ”とサロン」は毎週第3日曜日に開催しています。 毎回顔ぶれが違うので、初めての方でも心配ご無用♪ ぜひ、気軽に遊びにいらしてくださいね! 参加申し込みは公式ラインからどうぞ。
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