7月のホッとサロンは、前半は全員で自己紹介&交流を行い、後半では「発達障害について」のグループと「フリートーク」のグループに分かれて交流しました。
交流会の後は、寄付されたリユース品を選んで持ち帰っていただいたり、お土産のコストコのパン(賞味期限が当日できれる物)をお渡ししながら自由解散しました。
発達障害についてのグループの様子を、当団体運営スタッフのカオリさんにレポートしてもらいました!どうぞ
発達障害のグループトークには6名の方が参加してくれました。
はじめにそれぞれの困りごとを話しました。子どものこだわりを怒りすぎてしまう、年齢が上がってくると周囲との違いからいじめられないか心配、反抗期やネット依存もあり親との話し合いが難しい、スマホやゲーム環境を取り上げると攻撃的になる、などの悩みがありました。年齢が上がってるほど対応が難しくなる印象を受けました。
それぞれの悩みに対して、発達障害をもつお子さんを育ててきた経験からいろんなアド バイスが出されました。本人が落ち着いて楽しく過ごせる場所が一番、親としては心配で口 出ししたくなるけれど本人の成長を待つのも大事、得意なことが生かせる環境づくりがで きるといい、といったものがありました。育ててきたからこそ言えることだなと感じました。
また、受診のタイミングについて質問がありました。学校から病院に行くように言われれば行くけれどハッキリは言われない、普通に頑張ってほしい思いもある、との質問には、本人がすでに生活上の困り感があり、診断をもらうことによって本人にメリットがありそうなら受診したほうがいい、という助言がありました。
どんな話も、「それすごく分かるよ!大変だよね!」「うちもそうだったよ~」という共感があった上でのアドバイスだったので、お互い励まされる部分もたくさんあったように思います。当事者同士だから悩みも話しやすかったと思います。
すぐに状況が良くなることばかりではありませんが、明日からまたちょっとがんばろうと思えるグループトークになりました!
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